台北旅行の楽しみのひとつは、街のど真ん中にあるユニークな娯楽施設を親子で満喫できること。
今回訪れた「美麗華百樂園(Miramar)」は、高さ100メートルの観覧車「摩天輪」がシンボルの大型ショッピングモールです。
観覧車だけでなく、子供が喜ぶゲームセンターやレトロ遊具もあり、親子でゆったりとした時間を過ごすことができました。
この記事では、実際に子連れで訪れてみた体験談をもとに、料金や楽しみ方、注意点、そして現地で使える台湾華語フレーズをご紹介します。
基本情報:美麗華百樂園の観覧車(摩天輪)
概要・アクセス
美麗華百樂園は台北・大直エリアに位置し、MRT文湖線「劍南路駅」から徒歩5分ほど。
ショッピングや映画館が入る複合施設で、屋上に直径70メートルの観覧車が設置されています。
観覧車は約17分で一周し、天気の良い日には基隆河や台北101を一望できます。
昼は台北の街並み、夜はライトアップと夜景が楽しめるのも魅力です。
料金・チケット情報
観覧車のチケットは以下のとおりです。
- 平日:150元
- 休日:200元
(※公式・旅行予約サイトの情報を参考)
運行時間は13:00 ~ 22:00です。
通常キャビンのほかに透明の床付きキャビンがあります。
料金は同じですが、数が少ないため待ち時間が発生しやすい点に注意。
今回は平日だったため、ほとんど待たずに透明キャビンに乗ることができました。
役立つ台湾華語フレーズ
我要買摩天輪的票。
(観覧車のチケットを買いたいです。)
ㄨㄛˇ ーㄠˋ ㄇㄞˇ ㄇㄛˊ ㄊーㄢ ㄌㄨㄣˊ ㄉㄜ˙ ㄆーㄠˋ
wǒ yào mǎi mótiānlún de piào
請問摩天輪的票多少錢?
(観覧車のチケットはいくらですか?)
ㄑーㄥˇ ㄨㄣˋ ㄇㄛˊ ㄊーㄢ ㄌㄨㄣˊ ㄉㄜ˙ ㄆーㄠˋ ㄉㄨㄛ ㄕㄠˇ ㄑーㄢˊ
qǐngwèn mótiānlún de piào duōshǎo qián
我要坐透明的車廂。
(透明のゴンドラに乗りたいです。)
ㄨㄛˇ ーㄠˋ ㄗㄨㄛˋ ㄊㄡ ㄇーㄥˊ ㄉㄜ˙ ㄔㄜ ㄒーㄤ
wǒ yào zuò tòumíng de chēxiāng
乗る前の腹ごしらえ
美麗華百樂園に到着したのはちょうどお昼頃でした。
ちょうどお腹が空いていたので、観覧車前の腹ごしらえとして地下1階にあるフードコートの「蚵仔煎」でサクッとランチを食べました。

値段は180元でした。日本円で900円くらいです。
排骨をメインに野菜とスープもついていました。定食みたいな感じです。
この日は僕は休暇中でしたが仕事で大事な会議があったので、ホテルからオンラインで参加してからMRTで美麗華百樂園に行き、サクッとご飯を食べてから先に到着していた妻と子供と合流しました。

実際に乗ってみた体験
家族と合流してからすぐに観覧車が乗れる5階に行きました。

近くで見るとかなり迫力があります。平日だったこともあり待ち時間なく透明ゴンドラに乗ることができました。
ゴンドラからは台北の街並みが一望でき、特に透明キャビンからの眺めはスリル満点。遠くに台北101も見えました。

足元がガラス張りになっているので、真下に広がる景色を楽しむことができます。
下を見ると結構怖いです。

子供はもちろん大喜び。写真スポットとしても最高で、ファミリー旅行の思い出にぴったりです。

ちなみに妻は高いところが苦手なので、僕と息子の2人で乗りました。
1周17分なので結構長いです。息子は終始楽しそうに外を眺めていました。
観覧車以外の遊び要素:ゲームセンターとレトロ遊具
全体の雰囲気

美麗華百樂園には観覧車以外にもゲームセンターやレトロな遊び場があります。
日本のデパート屋上にあったような懐かしい雰囲気が漂い、親世代にはどこかノスタルジックな空間です。
どれも年季が入っています。室内にも最新のゲームセンターがありましたが、息子はそちらにはあまり興味を示さず、レトロの方でずっと遊んでいました。
パチンコ風ルーレットゲーム
そして別の階には子供向けのパチンコ風のゲームがありました。
これは台湾ではよく見るおもちゃでデパートとか夜市に結構あります。

息子はこれが結構好きなようで、台湾に来るたびに一回遊んでいます(何回も遊ぶと結構高いので1回だけにしてます)
シンプルなルールで、黄色いボタンを押すと倍率と当たりのルートが赤く光るので、そこにボールが通るとその倍数のボールが出てきます。
ある程度のボールを集めると景品をもらえますが、大体みんななくなるまで遊んですっからかんになって帰ります笑
役立つ台湾華語フレーズ
我要買遊戲的球。
(ゲームの玉を買いたいです。)
ㄨㄛˇ ーㄠˋ ㄇㄞˇ ーㄡˊ ㄒーˋ ㄉㄜ˙ ㄑーㄡˊ
wǒ yào mǎi yóuxì de qiú
這個多少錢?
(これはいくらですか?)
ㄓㄜˋ ㄍㄜ˙ ㄉㄨㄛ ㄕㄠˇ ㄑーㄢˊ
zhè ge duōshǎo qián
汽車ボール入れゲーム

もう一つは、走っているミニ列車の貨車にタイミングよくボールを投げ入れるゲーム。
うまく入るとポイントが加算され、最終スコアに応じて景品がもらえます。
めちゃくちゃシンプルですけど、子供はこういうの好きですよね。
景品交換で役立つフレーズ
可以換獎品嗎?
(景品に交換できますか?)
ㄎㄜˇ ーˇ ㄏㄨㄢˋ ㄐーㄤˇ ㄆーㄣˇ ㄇㄚ˙
kěyǐ huàn jiǎngpǐn ma
我要這個。
(これが欲しいです。)
ㄨㄛˇ ーㄠˋ ㄓㄜˋ ㄍㄜ˙
wǒ yào zhège
小孩子可以玩嗎?
(子供も遊べますか?)
ㄒーㄠˇ ㄏㄞˊ ㄗ˙ ㄎㄜˇ ーˇ ㄨㄢˊ ㄇㄚ˙
xiǎoháizi kěyǐ wán ma
子連れ旅行者向けのポイント
台湾には日本の昭和時代を思わせる遊び文化が残っており、親世代には懐かしく、子供世代には新鮮な体験になります。
夜市にも屋台ゲームがあるので、子供がもう少し大きくなればさらに楽しめそうです。
毎年台湾に行くたびに息子ができることが増えているので、成長を実感しつつ一緒に色々と新しいことに挑戦できることが密かな楽しみでもあります。
おすすめポイント
- 観覧車+ゲームセンターで子供が退屈しない
- 親子一緒に楽しめるレトロな雰囲気
- 遊べるところが多いので、父と息子で遊びつつ、妻がぶらぶらショッピングしやすい(一番大事)
注意点
- 透明キャビンは数が少ないので、狙うなら早めに並ぶ
- 休日や夜は混雑しやすいので平日がおすすめ
- ゲームは現金のみが多いため小銭の用意を
まとめ
美麗華百樂園は「観覧車」と「子供向けゲーム」の両方が楽しめる、子連れ旅行におすすめのスポットでした。
特に透明キャビンからの眺望や、レトロな遊具での遊びは日本ではなかなか味わえない体験です。
台北に行く機会があれば是非とも訪れてみてください。
👉 次回は同じ美麗華百樂園内にある「誠品書店」で台湾華語教材を探した体験レポートを書きます。語学学習者にも役立つ内容なので、ぜひあわせてご覧ください。

