こんにちは、Tatです。
台湾華語を学ぶなら、最初の壁となるのが「ボポモフォ(注音符号)」の習得。
日本語や英語と全く違う文字の形や音に戸惑い、苦戦する方も多いのではないでしょうか?
僕自身も学習初期は「どこから手をつければいいの?」と迷いました。
そんな中で実際に試してきた勉強法をまとめたのが、この記事です。
今回は、これまでに紹介してきたボポモフォ学習記事を振り返りながら、それぞれの方法の特徴とメリットを整理し、自分に合った学び方の見つけ方までご紹介します。
ボポモフォってなに?という方へ
まず、「そもそもボポモフォって何?」という方もいるかもしれません。
ボポモフォ(注音符号)は、台湾で使われている中国語の発音記号です。
日本語で言う“ふりがな”や、英語学習での“フォニックス”のような役割を持ちます。

ピンイン(ローマ字表記)とは異なり、独自の記号体系になっていて、読み方・音の覚え方も少し工夫が必要です。
ボポモフォの基礎を知りたい方はこちらからどうぞ:
ボポモフォってなに?台湾華語を学ぶなら知っておきたい注音符号の基礎
1. アプリで学ぶ|ゲーム感覚で楽しく続く

まず最初におすすめしたいのが、スマホアプリを使った学習方法です。
特に僕が活用しているのが「注音冒險王」という無料アプリ。
このアプリでボポモフォを覚えたと言っても過言ではありません。
遊びながらボポモフォを覚える!「注音冒險王」レビュー|子どもも大人も楽しく学習
このアプリは、台湾の子どもたちが使う学習内容をベースに、ゲーム感覚で発音を覚えられる構成になっています。
- 発音を聞いて文字を選ぶクイズ
- ステージ制のゲーム進行
- 着せ替え要素やミッションがあり、飽きずに続けやすい
苦手意識があった声調(四声)も、音声を繰り返し聞いて自然と覚えられるようになりました。
2. Webサイトで学ぶ|無料&視覚的に理解が深まる

次に紹介したいのが、Web上の無料教材や学習サイトを使った方法です。
ボポモフォ学習に本当に役立ったおすすめサイト3選【実体験レビュー】
この記事では、実際に僕が使ってみて「これはわかりやすい!」と感じたサイトを3つ紹介しています。
- Wikipediaで字源を理解(歴史好きな人に◎)
- noteで配布されているオリジナル表は、印刷して携帯できる便利さが魅力
- taiwan-bopomofo.comでは、視覚的連想で文字を絵と結びつけて覚える工夫も
それぞれのサイトを組み合わせることで、「目で見て」「意味を知って」「感覚で覚える」ことができました。
3. 絵本や教材で学ぶ|五感で学ぶリアルな体験

もうひとつ強くおすすめしたいのが、紙の教材・音が出る絵本などの“リアル教材”です。
日本では入手困難?台湾で買えるボポモフォ音声付き絵本が優秀すぎた
台湾で購入した子ども向けの音声付き絵本は、
- ボポモフォの一覧表
- 音声ボタンで発音チェック
- 例字や単語、声調ごとの違い
などがすべて詰まっていて、学習にとても役立ちました。
日本では入手がやや難しい(できても高いです)ですが、台湾に行く予定がある方はぜひ現地でチェックしてみてください!
4. 書いて覚える/貼って覚える|アナログ学習も効果的

最後に、昔ながらの「書いて覚える」「貼って覚える」学習も捨てがたいです。
- noteで配布されている一覧表をノートに貼ったり、部屋に掲示したり
- 手書きでノートに繰り返すことで、形の定着が進む
- フラッシュカードアプリと併用すれば暗記効率もUP
ボポモフォは記号っぽいので、形を覚えるには「目に入る回数」が重要だと実感しました。
ボポモフォ学習の進め方:おすすめのステップ

人によって合う方法は違いますが、僕自身が試してきた中でのおすすめ学習ステップはこちらです。
- アプリで音と形をざっくりインプット
- Web教材で背景知識や構造を理解
- 絵本や教材で手と耳も使って定着
- 苦手な文字は手書き or カードで繰り返す
この流れなら、モチベーションも保ちやすく、学習の偏りも避けられます。
よくある質問(FAQ)
Q. ピンインとボポモフォ、どっちを覚えればいいの?
台湾華語を学ぶならボポモフォが基本です。ピンインも理解しておくと他地域との比較に役立ちます。
Q. いきなり書けなくても大丈夫?
はい、まずは「音」と「見て読める」ことを優先してOK。アプリや音声教材からスタートするのがおすすめです。
まとめ:自分に合った学び方が一番続く

ボポモフォの学習法はたくさんありますが、「これさえやれば完璧!」という正解はありません。
大切なのは、自分に合った方法を見つけて、無理なく・楽しく続けること。
楽しめるスタイルであれば、自然と記憶に残り、日常に馴染んできます。
ぜひ今回紹介した学習法の中から、自分に合いそうなものを試してみてください!