こんにちは、Tatです。
台湾華語(中国語)を学ぶうえで避けて通れないのが「ボポモフォ(注音符号)」です。
でも、いざ勉強しようとすると、
「どこで学べばいいのかわからない…」
「覚えづらいし、似たような形が多くて混乱する…」
という壁にぶつかる方も多いのではないでしょうか?
今回は、僕自身が実際にボポモフォを学ぶ中で、特に参考になった3つのサイトをご紹介します。
僕の学習スタイル:サイトを組み合わせて覚える
最初にお伝えしておきたいのは、「このサイトだけで全部覚えられる!」というものは正直なかったということです。
でも、3つのサイトをうまく組み合わせながら学習することで、それぞれの長所を活かして効率的に覚えられるようになりました。
各サイトには、
- 歴史的な背景や文字の成り立ちが学べるもの
- 一覧表でいつでも確認できる実用的なもの
- イラストや視覚的連想で覚えやすくなるもの
など、それぞれ異なるアプローチがあって、本当に助かりました。
1. Wikipedia「注音符号」:字源と歴史を知ることで記憶に残る
最初に紹介するのはWikipediaです。
一見、単なる事典のように思えるかもしれませんが、ボポモフォの歴史的背景や字源(どこから来た形なのか)について詳しく書かれている点がとても良かったです。
たとえば、
- ㄅ(b)は「包」の旁(つくり)を簡略化したもの
- 注音符号が成立したのは20世紀初頭で、教育目的で導入された
など、文字の形の由来や背景を知ることで、視覚的にも意味的にも記憶に結びつけやすくなります。
僕自身が歴史が好きということもあり、「知識」として理解すると自然と記憶に残るタイプなので、学習の導入にとてもよかったです。
2. note記事「オリジナルのボポモフォ表を作りました」:一覧性&実用性が抜群
こちらの記事では、作者のCandyさんが作成したオリジナルのボポモフォ表が紹介されています。
この表が本当に使いやすくて、今でも僕の必携アイテムのひとつです。
特に良かった点は:
- キーボード配列に対応しているため、注音キーボード練習にも使える
- 似ている漢字とともに掲載されており、イメージしやすい
- A4サイズで印刷できて、ノートに挟んだり壁に貼ったりできる(←僕は両方やってます)
似ている漢字とリンクさせながら覚えられるような工夫もされており、僕のような「感覚派」の人にも向いています。
この表があるだけで、「あれ?この記号どう読むんだっけ?」という場面でもすぐに確認できて助かります。
3. 「注音符号の覚え方(視覚的に連想しながら覚える方法)」:覚えにくい文字の救世主
視覚的に連想しながら覚える方法(taiwan-bopomofo.com)
正直に言うと、ボポモフォの中にはどうしても覚えづらい文字があります。
僕の場合は、たとえば「ㄒ(x)」や「ㄩ(ü)」など、形がシンプルすぎて他と混乱しやすいものがそうでした。
このサイトでは、そんな覚えづらい記号を“イラストやモノの形”に結びつけて覚える工夫が紹介されています。
例えば:
- ㄟは「へえい(ei)」
- ㄚはYa(ヤー)
など、絵と連想を使って自然に記憶に残るようにするアプローチがとても新鮮で、実際に役立ちました。
さらに、サイト内にはミニクイズ形式の練習もあり、定着の確認にも使えます。
そもそもボポモフォってなに?という方へ
ここまで読んでくださった方の中には、「ボポモフォってそもそも何?」という方もいらっしゃるかもしれません。
ボポモフォ(注音符号)は、台湾で使われている中国語の発音記号で、ひらがなのような見た目をした記号です。
ピンイン(ローマ字表記)とは異なり、独自の記号で構成されています。
詳しくは以下の記事でまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください:
ボポモフォってなに?台湾華語を学ぶなら知っておきたい注音符号の基礎
僕なりの学習の工夫:サイトを組み合わせて覚える
ここまで紹介した3サイトですが、繰り返しになりますが、どれか1つだけで完璧に覚えたわけではありません。
- 最初にWikipediaで背景知識を得る
- noteの表を使って日常的に確認&復習
- taiwan-bopomofo.comで苦手な文字を連想法で補う
というように、それぞれの強みを活かして学習しました。
これから学ぶ方にも、「ひとつにこだわらず、組み合わせて学ぶ」ことをおすすめします!
まとめ:3サイトを活用すれば、楽しく・効率的にボポモフォが学べる
ボポモフォの学習は、最初はとっつきにくいかもしれませんが、
- 意味と背景を理解し
- 手元で確認できるツールを持ち
- 自分なりの覚え方で工夫する
ことで、確実に覚えられるようになります。
今回紹介した3サイトはどれも無料で利用できて、内容も質が高く、僕の学習にとても役立ちました。
ぜひ皆さんも、それぞれのスタイルに合わせて活用してみてください!