台湾旅行の入国審査、並んで待つのが当たり前だと思っていませんか?
実は台湾には「スマート入境」という事前オンライン申請の仕組みがあり、うまく使えば入国審査の手続きをスムーズに進めることができます。
子連れ旅行だと、長蛇の列で子どもがぐずり始めるのが一番の心配ごとのひとつ。
事前に準備しておくだけで、空港での待ち時間ストレスを大幅に減らせます。
この記事では、日本人が台湾に入国する際のスマート入境の手順を、実際の流れに沿って解説します。
台湾入国の基本情報(日本人の場合)
まず、日本人が台湾に入国する際の基本を確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ビザ | 不要(90日以内の観光・商用は査証免除) |
| パスポート有効期限 | 滞在日数以上の残存期間が必要(余裕をもって6ヶ月以上推奨) |
| 入国カード(入境登記表) | オンライン事前申請が可能(スマート入境) |
| 税関申告書 | 別途記入(機内または空港で配布) |
| 主な入国空港 | 台湾桃園国際空港(TPE)、台北松山空港(TSA) |
スマート入境とは?
スマート入境とは、台湾の入国カード(入境登記表)をオンラインで事前に申請できる仕組みです。
台湾内政部移民署(NIA)が提供しており、日本語にも対応しています。
通常入国との違い
| 項目 | 通常入国 | スマート入境 |
|---|---|---|
| 入国カードの記入 | 機内または空港で紙に手書き | 事前にスマホ・PCで入力 |
| 当日の手続き | カードを提出して審査 | QRコードを提示して審査 |
| 所要時間 | 紙の記入+並ぶ時間 | QR提示のみでスムーズ |
| 子連れへのメリット | 機内で子どもをあやしながら書く手間あり | 出発前に落ち着いて入力できる |
事前申請の手順(ステップ別)
事前申請に必要なもの
- スマートフォンまたはPC
- パスポート(番号・有効期限の確認に使用)
- 台湾での滞在先の情報(ホテル名・住所)
- 帰国便の情報(フライト番号・日程)
STEP 1:申請サイトにアクセスする
台湾内政部移民署の入国申請サイトにアクセスします。
申請サイト: 台湾内政部移民署「入出国申請」(こちらから)
(Googleで「台湾 入境申告 オンライン」または「Taiwan nia 入境登記表」と検索)
- スマホでもPCでも操作できます
- 日本語表示に切り替えて進めると安心です
STEP 2:渡航情報を入力する
以下の情報を順番に入力します。
① 個人情報
- 氏名(パスポートと同じローマ字表記)
- 生年月日
- 国籍
- パスポート番号・有効期限
② 渡航情報
- 入国日・出国予定日
- 入国空港(桃園 / 松山など)
- フライト番号
③ 滞在先情報
- ホテル名・住所
- 連絡先電話番号
④ 健康・検疫情報
- 渡航前2週間以内の訪問国
- 体調に関する確認事項
STEP 3:申請を完了してQRコードを保存する
入力内容を確認して申請を完了すると、QRコードが発行されます。
- スクリーンショットで保存する
- または申請完了メールからいつでも呼び出せるようにしておく
ポイント: 空港でWi-Fiやデータ通信がつながらない場合に備えて、スクリーンショットをカメラロールに保存しておくのが確実です。
当日の流れ(桃園国際空港の場合)
飛行機を降りてから
① 飛行機を降りる
↓
② 入国審査エリアへ移動
↓
③ 「スマート入境」または「一般」のレーンに並ぶ
↓
④ 審査官にパスポートとQRコードを提示
↓
⑤ 入国スタンプを押してもらう
↓
⑥ 荷物を受け取り → 税関 → 到着ロビーへ
e-Gate(自動化ゲート)について
桃園国際空港にはe-Gate(自動化ゲート)も設置されています。
事前に登録(指紋・顔認証の登録が必要)しておくと、審査官なしで自動ゲートを通過できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用条件 | 14歳以上・台湾入国経験あり・事前登録済み |
| 登録場所 | 桃園空港内のe-Gate登録カウンター |
| 登録時間 | 約5〜10分 |
| 有効期間 | 登録から数年間有効 |
子連れの場合のポイント
子どもはe-Gateを使えないケースが多いため、家族全員が一般レーンで揃って通過する方がスムーズです。
申請のタイミングと注意点
いつ申請するのがベスト?
出発の1〜3日前がおすすめです。
- 早すぎると情報の入力ミスに気づきにくい
- 当日申請は混乱のもとになるので避ける
- 申請後に旅程が変わった場合は再申請が必要
注意点まとめ
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 家族全員分が必要 | 子どもも含め1人1申請 |
| パスポートと同じ表記で入力 | 名前のスペルミスに注意 |
| QRコードは必ず保存 | オフライン環境でも見られるようにスクリーンショット推奨 |
| 税関申告書は別途必要 | スマート入境は入国カードのみ。税関申告書は機内または空港でもらう |
| 申請は無料 | 公式サイト以外の代行サービスは有料の場合あり。公式から申請を |
子連れ旅行でのスマート入境 実体験
初めて子連れで台湾に行ったとき、息子がずっと飛行機で座っていることに飽きてしまい、飛行途中からグズグズしていました。
そのため、入国カードを機内で書く余裕がまったくなく、空港でバタバタした記憶があります。
次の旅行からはスマート入境で事前に済ませておくようにしたおかげで、空港では「QRコードを出すだけ」の状態で入国審査に臨めるようになりました。
子どもを抱えながら書類を書く必要がないのは、子連れ旅行では地味に大きなメリットです。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 申請タイミング | 出発1〜3日前 |
| 申請方法 | 台湾NIA公式サイトからオンライン(無料) |
| 当日持参 | パスポート+QRコード(スクリーンショット推奨) |
| 子連れメリット | 機内での手書き不要・審査がスムーズ |
台湾旅行の準備リストに「スマート入境の事前申請」を加えておくだけで、到着後の動き出しがグッと楽になります
ぜひ出発前に済ませておいてください。
