こんにちは、Tatです。
台湾華語を学び始めた僕の学習ログ、第2回をお届けします!
今回のテーマは、長く苦しんだボポモフォ(注音符号)習得に、ようやく突破口が開けた話です。
苦戦し続けたボポモフォ学習の日々

学び始めた当初、僕はボポモフォを覚えるためにいろいろな方法を試していました。
- ノートにひたすら書きまくる
- ボポモフォ一覧表を印刷して壁に貼る
- 子ども向けの絵本を使って発音を真似する
しかし──毎日頑張っても、なぜかなかなか頭に入ってこない。
似たような形の記号たちに混乱し、声調の違いも覚えきれず、「これ、本当に覚えられるのか…?」と絶望しました。
ある程度覚えることはできても、身についているという感覚はなく、どうやって記憶に定着させることができるか悩んでいました。
そもそも、ボポモフォって何?という方はこちらで詳しく解説しています:
ボポモフォとは?台湾華語(中国語)を学ぶなら知っておきたい注音符号の基礎
出会った救世主:スマホゲームアプリ

そんな中、偶然見つけたのが、台湾の小学生向けボポモフォ学習アプリでした。
それが「注音冒險王」というゲームアプリです。妻が見つけてくれました。
最初は半信半疑でしたが、「ゲーム形式なら、もしかして楽しく続けられるかも?」と思い、試してみることに。
遊びながらボポモフォを覚える!「注音冒險王」レビュー|子どもも大人も楽しく学習
実際に使ってみると──
- ミニゲーム感覚で発音練習ができる
- 正解するとポイントが貯まるので自然にやる気が出る
- 少ないながらも着せ替え要素などの遊び要素もある
ゲーム好きな僕にはぴったりの設計でした。
何より、スマホなので通勤中に手軽にできるのも最高。
10分程度の隙間時間でもしっかり練習でき、「やらなきゃ」ではなく、「とりあえず時間を見つけては繰り返しやってみる」ことで自然に続けられました。
継続の力:通勤中の学習習慣が武器に

毎日少しずつ、電車の中や移動の合間にアプリを開く。
たったそれだけのことを続けていくうちに──
- 一覧表の音が自然と頭に入ってきた
- 組み合わせ音(例:ㄅ+ㄛ=ㄅㄛなど)も覚えられるようになった
- 発音と文字がすんなり結びつく感覚が出てきた
あれだけ苦しんでいたボポモフォが、気づけば無理なく読める・発音できる状態に。
このとき、「続けるって、こういうことなんだな」と改めて実感しました。
画像の通り、「注音冒險王」には5つのコースがあります。

僕の場合は左上の「南南冒險島」からスタートしましたが、これが終わる頃にはもうボポモフォ一覧は自然と身についていました。
今では他のコースや復習がてら同じ質問をランダムに選んで隙間時間(主に通勤中の電車の中)に継続しています。
ゲームで覚えた後の世界:絵本の理解が一気に深まった

さらにうれしかったのが、絵本の理解度が格段に上がったことです。
アプリで基礎を固めたあとに読むと、
以前紹介した子ども向けの音声付き絵本も、
- 文字を読むスピードが上がる
- 音声ボタンの発音も正しく聞き取れる
- 声調の違いも「聴こえる」ようになる
まるで、バラバラだったピースが1本の線でつながったような感覚でした。
以前は音声を音で聞いてから真似するみたいなことを繰り返していましたが、ボポモフォが身についてからはそれぞれの記号を意識しながら発音することでより正確に丁寧に発音ができるようになりました。
日本では入手困難?台湾で買えるボポモフォ音声付き絵本が優秀すぎた
自分に合った学習法を見つける大切さ

今回のことで、強く感じたのは──
「自分に合った学び方を見つけることが何よりも大事」だということ。
いくら正しい方法でも、自分に合わなければ続かないし、身になりません。
逆に、「これならできる!」と思える方法に出会えたとき、学びは一気に加速します。
- ゲーム好きならゲームを活かす
- 書くのが好きならノートに書く
- 聞くのが得意なら音声を中心に
自分のスタイルを見つけることが、学習継続の最大のコツだと、身をもって実感しました。
まとめ:苦戦を乗り越えて、次のステップへ

ボポモフォ地獄に苦しんだ僕ですが、スマホゲームアプリという「自分に合った武器」を手に入れたことで、ようやく苦戦のトンネルを抜けることができました。
台湾人の妻から「ボポモフォを勉強しておけば後から漢字を覚える時にすごく便利になる!」と言われたことをきっかけにボポモフォの勉強を始めました。
今のゲームアプリを継続しながら勉強中ではありますが、ボポモフォを一通り習得することができました。
このボポモフォ習得が今後の台湾華語学習に役立つことを祈ります。
これからは、単語・文法といった新たなチャレンジが待っていますが、焦らず、自分のペースで進んでいこうと思います。
次は、単語学習へと進みます!