夜空に浮かぶランタン
台湾旅行で一度はやってみたい体験のひとつが、十分の天燈(スカイランタン)飛ばしです。
「子どもと一緒にできるの?」
「何歳から参加できる?」
「自力で行けるの?」
初めての方がよく疑問に思うことを、台湾人の妻と息子と実際に体験した経験をもとに答えます。
結論から言うと、天燈体験は子ども連れでも十分楽しめます。
むしろ、ランタンが空に上がる瞬間の子どもの表情は、親にとって一生忘れられない光景になります。
十分ってどんな場所?
十分は、台北から東に約35kmの新北市平渓区にある小さな山里の町です。
平渓線というローカル電車が走る古い街並みと、線路沿いに並ぶ天燈屋が特徴的な、台湾屈指の観光スポットです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 新北市平渓区 |
| 台北からの所要時間 | 約1.5〜2時間(電車+乗り換え) |
| 主な観光 | 天燈飛ばし・十分瀑布(滝)・平渓線の電車 |
| 営業時間(天燈屋) | 9:00〜21:00ごろ(通年) |
天燈体験の基本情報
料金と内容
| 種類 | 料金目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 1色(無地) | NT$150〜 | シンプルに飛ばすだけ |
| 4色(願い事付き) | NT$200〜250 | 健康・財運・愛情・学業など4面に文字を書いてから飛ばす |
| 写真撮影付き | NT$350〜 | 店員がプロカメラで撮影してくれる |
子連れでおすすめなのは4色の願い事付き。
子どもに「何を書く?」と聞きながら一緒に書く時間が、体験の楽しさを倍増させます。
我が家は「家族の健康」とか「富を増やす」とか「長生きする」とか書きました。
飛ばし方の手順
- 天燈屋でランタンを購入
- 墨や専用ペンで願い事を書く(店員がサポートしてくれる)
- 店員がランタンに火をつける
- 全員でランタンの枠を持ち、熱気が溜まったら手を離す
- 空高く上がるランタンを見送る
所要時間: 1回あたり約15〜20分
子どもは何歳から参加できる?
特に年齢制限はありませんが、火を使う体験なので以下が目安です:
- 3歳以下: 抱っこで参加。手を離すタイミングだけ大人が制御すればOK
- 4〜6歳: 一緒にランタンを持って手を離せる。最も盛り上がる年齢
- 7歳以上: 自分でペンを使って願い事を書くことができる
息子(当時3歳)と体験したときは、ランタンを支える大きな枠を二人で一緒に持ち、「せーの!」で手を離しました
ランタンが空に昇っていく瞬間、息子が「わあーっ!」と叫んだのは今でも忘れられません。
4歳になった息子は今でもお祭りや屋台で提灯を見つけると、「台湾で見たやつと似てる」と言ってくれます。かなり印象に残っているようです。


(何を書いているのかはわかりません笑)


アクセス方法
方法①:電車で自力アクセス(節約派向け)
台北駅
↓ 台鉄(普通 or 区間車)約40分・NT$49
瑞芳駅
↓ 平渓線に乗り換え 約30分・NT$45
十分駅(下車)
注意点:
- 平渓線は本数が少ない(約30〜40分に1本)
- 休日は混雑するため座れないことも
- 瑞芳駅での乗り換えホームを事前に確認しておく
方法②:KKdayの日帰りツアー(子連れ・初めて向け)
台北から送迎付きのツアーを使えば、乗り換えを考えずに移動できます。
九份とセットになったツアーが多く、1日で2スポット回れるため非常に人気です。
子連れにKKdayツアーがおすすめな理由:
- 電車の乗り換えが不要(特に小さい子連れには負担が大きい)
- 日本語ガイド付きのツアーもある
- 九份+十分のセットは個人手配より効率的
十分瀑布(滝)も立ち寄ろう






十分駅から徒歩約20分のところに、十分瀑布(十分滝)があります。
台湾最大の「カーテン型の滝」で、幅約40m・落差約20m。近くで見ると迫力があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入場料 | NT$80(6歳以下無料) |
| 駅からの距離 | 徒歩約20分(遊歩道あり) |
| 所要時間 | 往復約1時間 |
| 子連れ向き | ○(遊歩道は整備されている) |
子連れでの注意点:
- 遊歩道は整備されているが、一部に階段あり
- 夏は滝の飛沫で濡れることがある(着替えがあると安心)
- ベビーカーは途中から担ぐ必要が出る場合も
天燈飛ばし + 滝見学を合わせると、3〜4時間は必要です。
日程に余裕を持って計画を。
子連れで十分を訪れる際の注意点
①線路上を歩くことになる


十分の老街は現役の電車が走る線路沿いに商店が並んでいます。
電車が来るたびに人が線路から退かなければなりません。
子どもがいる場合は、常に手をつないで線路に近づきすぎないよう注意が必要です。
妻のコメント:「台湾人でも十分の線路には緊張する。電車の警笛が鳴ったらすぐ端に寄るよう、事前に子どもに伝えておいた方がいい。」
僕たちが訪れた際には線路近くでは基本的に抱っこしてました。
②混雑時間帯を避ける
週末の十分は観光客で非常に混雑します。
| 時間帯 | 混雑度 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 平日 午前中 | 空いている | ◎ |
| 平日 午後 | やや混む | ○ |
| 週末 10時〜16時 | 激混み | △ |
| 週末 9時前 | 比較的空いている | ○ |
子連れなら平日訪問が断然快適です。
どうしても週末なら開店直後の9時台を狙いましょう。
③天燈は火を使う
ランタンに火を灯すのは店員が行いますが、火が近くにあることは事前に子どもに伝えておきましょう。
「熱いから近づかないよ」と一言説明するだけで、子どもも意識して行動できます。
子供がいるところで火を扱うのは少し怖いですが、非日常的な経験ができるので是非ともランタンに火を灯すところを見せてあげてください。
④帰りの電車の時刻を事前確認
平渓線は本数が少ないため、帰りの電車を逃すと次まで30〜40分待つことになります。
特に夕方以降は疲れた子連れには辛い。帰りの時刻を出発前にメモしておくと安心です。
天燈に書く願い事の参考
「何を書けばいいかわからない」という方のために、よく書かれる願い事をご紹介します。
台湾人の妻に聞いた定番フレーズも交えて。
| 願い事 | 台湾華語 | 注音符号(ボポモフォ) | 拼音 |
|---|---|---|---|
| 健康 | 身體健康 | ㄕㄣ ㄊーˇ ㄐーㄢˋ ㄎㄤ | Shēntǐ jiànkāng |
| 家族の幸せ | 家庭幸福 | ㄐーㄚ ㄊーㄥˊ ㄒーㄥˋ ㄈㄨˊ | Jiātíng xìngfú |
| 旅行の安全 | 旅途平安 | ㄌㄩˇ ㄊㄨˊ ㄆーㄥˊ ㄢ | Lǚtú píng’ān |
| 夢が叶いますように | 夢想成真 | ㄇㄥˋ ㄒーㄤˇ ㄔㄥˊ ㄓㄣ | Mèngxiǎng chéng zhēn |
| 子どもの成長 | 孩子健康成長 | ㄏㄞˊ ㄗ˙ ㄐーㄢˋ ㄎㄤ ㄔㄥˊ ㄓㄤˇ | Háizi jiànkāng chéngzhǎng |
子どもが自分で書ける年齢なら、日本語でもOKです。
大切なのは「一緒に考える時間」そのもの。
無理せず日本語で書いても大丈夫と思います!
まとめ:十分の天燈体験は子連れにこそおすすめ
- 特別な技術は不要で3歳以上から参加できる
- ランタンが空に上がる瞬間の子どもの表情が最高の思い出になる
- 電車アクセスが不安ならKKdayのツアーが楽で安全
- 九份とセットにすると1日で台北近郊の定番2スポットを制覇できる
台湾旅行の中でも、子どもと一緒に「やってよかった」と思える体験トップクラスです。ぜひ計画に入れてみてください。
